どういう手か
ユニット(行・列・ブロックのいずれか)を1つ選び、そこに足りない数字を1つ選びます。ユニットの空きマスを順に見て、その数字が入れるかどうかを確かめます。入れるマスがちょうど1つなら、そこに決まります。そのマスが他にいくつ候補を持っていても関係ありません。
「ヒドゥン(隠れた)」という言葉が肝心です。そのマスには4つも5つも候補があるかもしれず、目立ちません。決め手になるのは、その数字がユニットの他のどこにも入らないという事実のほうです。
このユニットの他の空きマスは、交差する行や列にある同じ数字によってすべてふさがれています。残るのは印のマスだけです。
走査の手順
- すでに6〜7回置かれている数字を選びます。
- その帯の中で、まだその数字がないブロックを探します。
- そのブロックを通る行と列のうち、すでにその数字を含むものを消していきます。
- ブロックのマスが1つ残ったら確定させ、帯の次のブロックへ進みます。
これはよく交差走査と呼ばれ、やさしい問題やふつうの問題を最初から最後まで運んでくれる技法です。
候補を書くより速い理由
交差走査に候補メモは一切要りません。すでに盤面にある数字を読んでいるだけだからです。やさしい・ふつうの盤面では、候補リストを埋めてから読み返すより何倍も速く進みます。
通用しなくなるとき
むずかしい盤面では、どのユニットのどの数字にも入り先が1つに絞れない局面が来ます。そこが候補を書き始め、ポインティングペアやネイキッドペアを探すタイミングです。
よくある質問
ヒドゥンシングルとは何ですか。
行・列・ブロックの中で1マスにしか入れない数字のことです。そのマス自身は複数の候補を持っていてもかまいません。
交差走査とは何ですか。
ヒドゥンシングルを見つける走査法です。すでにその数字を含む行と列を消していき、ブロックのどのマスが残るかを見ます。
なぜ「隠れた」と呼ぶのですか。
見つかるマス自体は特別に見えないからです。候補をたくさん持っていることもあります。隠れているのは、その数字に他の行き先がないという事実のほうです。
ヒドゥンとネイキッド、どちらが役立ちますか。
ヒドゥンのほうが圧倒的に役立ちます。候補メモが要らないからです。多くの人はまず走査し、走査が尽きてから候補を書きます。